エアープラズマ切断機専門店

‘ものづくり’ カテゴリーのアーカイブ

☆MR-Sのサイドブレーキカムを製作!ステンレス板をプラズマ切断

2016 年 3 月 30 日 水曜日

こんにちは。

私事ですが、ここ最近車でジムカーナとドリフトにちょこちょこ行くようになりました。
もちろん公道じゃなくてクローズドコースです。

始めたばかりで全然ヘタクソなんですが、この競技は何かとサイドブレーキを多用するので、サイドの効きが重要なのです。
そこでサイドが効かない我が車を何とかするべく、「サイドブレーキカム」なる部品を作りました。

それではご覧ください。



まずは前もって調達しておいたサイドブレーキから型を取ります。
どうせプラズマでザックリ切るので、段ボールで十分です。
型起こし

この段ボール型を使って、端材のt=9ステンレス板に罫書きます。
手じゃ正確にはトレースできないので、マッキーで十分です。
ケガキ

それではプラズマ切断していきます。
線を目安に火花が下に抜けているのを確認しながら、スイッチを押しつつなぞっていくだけです。
プラズマ切断機でステンレス板切断

厚み9mmのステンレスですが、ものの1,2分でご覧の通り切断完了です。
切断

切断面はこんな感じです。端材なのでビードがありますが気にしません。
研磨前切断面

頑張ってグラインダーをかけまくります。
研磨過程

ワイヤーが通る溝もグラインダーで作ります。
グラインダー加工

追加カムプロフィールの完成です。
研磨後



この後はTIG溶接でサイドブレーキと合体させていきます。
☆MR-Sのサイドブレーキカムを製作!その効果は。。ステンレスと鉄のTIG溶接

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆デモ依頼でお客様いらっしゃいました。厚み2mmの真鍮の切断

2015 年 12 月 25 日 金曜日

こんにちは。

しかし今年の冬は暖冬ですね。今日も秋晴れのような気候で気持ちいいです。
ただ、PM2.5が風に乗って西日本に入ってきているようですね。
特にお子様のいらっしゃる家庭は、洗濯物は室内干しのほうがいいのかもしれません。

中国では日本の基準値の20倍もの濃度で漂っているんだとか。。。ゾッとします。



さておき、本日はプラズマ切断機を試してみたいというお客様にご来社頂きました。
今までは手ノコで奮闘されていたとの事ですが、使い方をザックリ説明して実際に使って頂きました。

真鍮は火花が少ないですね。

このように切断できました。靴底のような形状ですね。



今までは手ノコで数時間かけていたのが、ものの数十秒で切断できてとてもラクで良いとおっしゃって頂きました。
プラズマ切断機は資格も要りませんし、コンプレッサーと200V(単相or三相どちらでも可)電源があれば、一般家庭でもご利用頂けます。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆粉塵対策!送風機を設置し、トライアック万能調光キットで風力調整

2015 年 10 月 7 日 水曜日

こんにちは。

当社のプラズマ切断機WT-60は、10mm程度までの鉄板をスピーディーに切断する事ができ、とても便利な道具だと個人的にも思いますが、欠点として、高圧のエアーで融解部を吹き飛ばすため、粉塵をそこら中にまき散らしてしまいます。
切断塵

ですので、最近は送風機を設置し、粉じんを外に出すような形でプラズマ切断機は使用していました。

ただ、この送風機も必要以上にパワフルで、風力の調整機能が無いため、かなりの爆音なのです。
動画では伝わりづらい部分ですが、回転数が上がるにつれ煩くなっています。

これに対策として回転数調整機能を持たせる事にしました。

使ったのはこちらの「トライアック万能調光キット」です。

まずは回路図を見てみるものの、何を書いてあるのかチンプンカンプンでしたので
調光セット回路図

機械いじりの先輩が持ってきてくれたお手本を参考に、同じように基盤を組み立てました。
とはいっても、素人ですので何かと適当な部分があると思います。
基盤参考



そして動く期待度20%ぐらいで電源を入れてみると


奇跡的にちゃんと動いてくれました。



屋内でプラズマを使う場合は、排気ファンがあるとかなりマシになりますので、気になる方は試してみて下さい。
モノタロウ:電気送風機(外部サイト)

また、トライアック調光キットですが、大半の物に使えますので、家庭でも使い道があると思います。
値段も1000円以下ですので、気になる方はこちらもどうぞ。
秋月電子通商:トライアック万能調光器キット(外部サイト)

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆ものづくり MR-Sのエンジントルクダンパーを自作 プラズマ切断機でステンアングル切断

2015 年 6 月 17 日 水曜日

こんにちは。

今回は前回製作したアッパーマウントにダンパー取り付け用のステーを溶接していく予定でしたが、問題が発生したので再度プラズマ切断機のお世話になりました。それではご覧ください。



まず、ホームセンターで買ってきたチャンネル形状のステーをダンパーに合わせてみたところですが。。。ガバガバです。

穴の位置も高さが微妙で、ダンパーを斜めに取り付けると干渉してしまいそうです。適当に買ってくるんじゃなかった。。。



だがしかし!


ここはWELD TOOL。

機材は大体揃っています。無いなら作ればいいのです!
と、いうわけでステンアングルを切断します。

厚みは2-3mmですが、紙のように切れます。



次回はこのステンレスアングルをTIG溶接し、ステーを作っていきます。
☆ものづくり MR-Sのエンジントルクダンパーを自作 アングルをチャンネル形状にTIG溶接

☆ものづくり MR-Sのエンジントルクダンパーを自作 プラズマ切断機で切り出し

2015 年 6 月 12 日 金曜日

こんにちは。
空調服を自作に続いて、ものづくりシリーズ2回目です。
雑記のような形でラフに書いていきたいと思っております。興味のある方はご覧下さい。



突然ですが、筆者の車はMR-Sです。(画像は適当に拾ってきたやつです)

家族が増えたのを気に怪我をする可能性のあるバイクを降りる事にし、代わりに一度乗ってみたかったMT車を購入するに至りました。
MTで燃費も悪くなく、ある程度スポーティーな走りができるMR-Sは、買ってよかったと思っています。バイクより安かったし笑

ただ、加減速でぐわんぐわん揺れるのは、以前から不満でした。

車屋の友人に尋ねたところ、車はバイクと違ってエンジンの振動が多いのでフレームにリジットマウントされておらず、ゴム製のマウントを介して固定されている為、走行中もエンジンが揺れ、それがシフトチェンジや加減速でぐわんぐわんに現れる。との事でした。
改善するにはエンジンマウントを強化品に交換するか、ダンパーを付けてエンジンの揺れを抑制するか。
強化エンジンマウントはお金も時間もかかりそうなので却下。


という事でエンジンの揺れを軽減すべく、エンジントルクダンパーなる物を取り付ける事にしました。
早速インターネットで情報を集めると、こんな物を作ればよいっぽい事が解りました(これまた適当に拾ってきた画像です。不適切であれば削除します)。なるほど、この棒でエンジンの揺れを抑えるんだな。

取り付け部分は赤丸で囲った部分、奥のエンジンマウントと手前のリアサスマウント辺りに付けるようです。

このダンパー部分は楽天であったやつ(構造上ほぼストロークしないので、ブラケット類を自作する場合は寸法に注意)を注文するとして、その取り付け金具部分を当社にある機材を用いて自作する事にしました。
OK出してくれて社長ありがとうございます。この場を借りて深くお礼申し上げます。(笑



それでは作業していきましょう。
まず、丁度よくあった6mm厚の鉄板に、車体に付いていたスペーサーみたいなやつを当てがって、マジックで適当にケガきます。

かなり適当に見えますが、どうせ人間じゃトーチを正確に送れないから、大体でいいでしょう。

このように切断できました。
切断自体は板の固定も合わせて5分ぐらいで終わりました。

これに穴を開けたり

削ったりして

こんな具合でリアサスアッパーマウント側ステーが出来上がりました。



次週に続きます。
☆ものづくり MR-Sのエンジントルクダンパーを自作 プラズマ切断機でステンアングル切断

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