ガス切断機(アセチレン)との比較
2013年2月9日
鉄板や金属を切断するにはいろいろな方法がありますが、
当エアープラズマ切断機とガス切断を比較してみました。
まずは動画にて確認下さい。両方とも厚み9mmの鉄板です。
●ガス切断
●プラズマ切断機WT-60
<切断速度に関してはプラズマ切断機の方が断然早いです。>
ガス切断は切断開始するまでにある程度あぶって高温にする必要があるので
それも含めるとけっこう時間がかかってしまいます。寒冷地ではなおさらです。
もっと薄い3.2mmなどの鋼板では更にプラズマの方が早いです。
これに関しては慣れや腕によると思いますが少しプラズマで切った方がマシな感じがします。
もっと薄い、3mmや6mmくらいの厚みだと、プラズマの方が断然キレイです。
<必要設備>
ガス切断: ガス切断機 ・アセチレンボンベ ・酸素ボンベ
プラズマ切断:プラズマ切断機 ・電源200V ・エアーコンプレッサー
屋外で電源の無いところでの作業の場合、ガス切断の方が良いと思われます。
プラズマ切断機+コンプレッサーを動かす発電機となるとかなり大きめのものが必要となるので。
<ランニングコスト>
ガス切断:アセチレン及び酸素の充填料金はもちろんのこと、使ってなくてもボンベのレンタル料が毎月数千円かかる。他火口の交換代など。
プラズマ切断:使った分の電気代。実際に動かしている時間は少ないので電気代もさほどかからない。
消耗品に関しては、主にトーチ先端のチップ、電極が消耗するがうまく使えばかなり消耗も抑えられます。
他、ガス切断ではステンレスは切断できませんがプラズマ切断機で切断できます。
また、ガス切断は熱が加わりやすいのでひずみも生じますが、プラズマはあまり歪みは生じません。
Posted by 鉄板やステンレスの切断に最適なエアープラズマ切断機 at 07:54 / 金属 切断 コメント&トラックバック(0)